2FASync
複数端末でも秘密の解除は端末側で
2FASyncはサービスへのログイン確認と、保管庫の中身を読む権限を別々に扱います。ブラウザーで暗号化して同期した後も、新しい端末では対応する解除材料が必要です。
アカウント識別と復号は別工程
GoogleのOIDCログインはクラウド側の本人識別に使います。保管庫のデータ鍵は別途のパスフレーズや復旧・信頼済み端末の鍵スロットで保護します。
サーバーは暗号化済みの項目を同期しますが、同期があることは全端末のローカルメモリが永久に安全という意味ではありません。
端末を増やすときの注意
新端末では暗号文の受信後、許可された解除方法を使います。同時編集や接続状態によって競合処理が必要になることもあるため、重要な変更の反映を確認してください。
端末を共有する場合は明示的にロックし、ブラウザーの信頼設定と端末管理を見直します。
何がクラウドへ送られるのか
クライアント側暗号化では、認証情報の秘密部分をブラウザーで暗号化してから送ります。一方、ログインした会員の識別、端末、変更履歴など、同期を管理するための情報まで一切存在しないという意味ではありません。
Googleでログインした人が正規ユーザーかどうかを判定する工程と、保管庫のデータ鍵を取り出す工程は別です。この区別によって、サーバーが暗号文を保存していても復号に必要な秘密を持たない構成を目指します。
複数端末の運用で起こり得ること
同じアカウントを2台で編集し、一方がオフラインのままだった場合、後から同期する変更と競合することがあります。重要な削除や名称変更が反映されたか、他方の端末でも確認してください。
データの暗号化は悪意ある拡張機能や侵害されたブラウザーを完全に防ぐ対策ではありません。共用端末での使用時間を短くし、離席時は保管庫をロックします。
